千葉内陸バスのシートバリエーション


 同じように見える千葉内陸バスの車両でも、その内容を観察すると、実に多彩なシートバリエーションを持っていることがわかります。
ここでは、そのシートバリエーションを過去の車両も含めてご紹介しましょう。
 以下のパターンは、車両データの座席配列のパターンに対応しています。
パターン1
パターン2
パターン3
パターン4
パターン4−1
パターン5
パターン6
パターン7
パターン7−1
パターン8
パターン9
パターン11(ワンステップ)
パターン11−1(ワンステップBRC)
パターン12(京成移管車:IKコーチ大型)
パターン13(ノンステップバスBRC)
パターン14(ノンステップバス中型)
パターン15(ワンステップBR2)
以下、続々と編集予定!
 
 
パターン1
モノコックボディ書記の頃の座席配置です。1人掛けを主体に座席が並んでいました。
非冷房車でありながらカーテン等の窓を遮光するようなモノは一切無く、みつわ台線は当時は京葉道路も全通していなかったので高品交差点〜京葉道路穴川出口までの名物渋滞にはまりつつ熱い車内のひとときを過ごしたものでした。
当時の優先席は最後列で、京成グループらしく「薔薇のマークの優先席」と呼ばれ薔薇をあしらったステッカーが側窓に貼られていました。
千葉内陸バス 車番1001〜1023号車
その他特記事項
  • 木床
  • 1023号車のみインパネの意匠変更

 
パターン2
内陸バス初の冷房車です。何故か座席数を増やしていましたが、乗客の多いみつわ台線ではことのほか混雑が激しかったようで、数回乗車しただけでその後はパターン3のバスしか見なくなりました。
(もしかしたら座席形状を変更したのかもしれません。このあたりは小生も小〜中学生だったので記憶が曖昧なのです)
千葉内陸バス 1024〜1027号車
その他特記事項
  • 木床

 
 
パターン3
当時京成バスでも採用された、一部3方シートを採用した座席配置です。
パターン2とは一転、収容能力を重視したレイアウトとなっています。
パターン2まで荷物台だった助手席側最前列が座席化され、子供心にこの座席の着席を楽しみにしていました。
千葉内陸バス 1028〜1030号車
その他特記事項
  • 木床
  • 右左折巻き込み防止のために前輪後部サイドへのウインカー増設
  • 左折時の警報音増設等の改良

 
パターン4−1
スケルトンボディへ移行の際に採用されたシート配置です。
車内寸法の拡大に伴い、この車両から座席が13列になったようです。(私も先日乗車して初めて気が付いた次第です、お恥ずかしい・・・)
どおりでそれまでの車両に比べてシートも小ぶりになり、ピッチも狭くなった気がしたんだな・・・
座席定員は増え、当時モノレール開通直前で非常に需要が旺盛だったみつわ台団地線の乗客をさばいていました。
この車両の一部は既に内陸バスでの活躍を終え、関東鉄道などで第二の人生を歩んでいるようです。
千葉内陸バス 1031〜1056、1059〜1068
その他特記事項
  • 自然通風口(ベンチレータ)が1042号車以降廃止
  • 運賃表示器:当初は巻き上げ式だったが、途中からデジタルタイプへ変更(1067,1068は当初からデジタルタイプ)
  • 木床(1067,1068は敷物貼り変更)
  • 座席から天井へつながるつかみ棒が増設された(初期の車両は新製当時はなく、後から追加された)
  • 優先席は一般席と同色で、「優先席」表示のビニールカバーが掛けられている

 
パターン4
現在、パターン4−1と共に最も多く見られる座席配置です。スケルトンボディのマイナーチェンジ化以降の内陸バス標準車すべてに採用されています。
集客に余裕が出てきたのでしょうか、シートが12列となりシート自身も若干大型化されています。
千葉内陸バス 1072〜1085、1092〜1095(但し1075車はのちにシートレイアウト変更)
  • その他特記事項
    • 優先席のシートがえんじ色となり、若干通路側にシフトして配置
    • 床が木床から敷物が貼られるようになった。
    • 1094,1095:一般席のシート地が青色となる(それ以外は緑色地に黒のストライプ入り) 

     
    パターン5
    四街道地区に導入された車長10.5mの標準尺タイプのバスです。現在2台が導入されており、千葉内陸バスの中では少数派です。
    従来車の12列シートから1列少ない11列シートとなっていますが、それ以外は従来車と内装に変化はありません。
    このバスから、それまでのT型窓から標準窓となりましたが、黒サッシを用いて高級感を演出している他、正面前照灯が角形化されています。
    千葉内陸バス 1086,1087号車
    その他特記事項
    • 千代田営業所のみの配置
    • オートマチック車

     
    パターン6  中型
    京成電鉄から正善院線を移管された際に、京成電鉄から移籍してきたいすゞの中型バスです。
    日野以外の導入は、1057,1058号車以来となります。
    当初は正善院線で活躍していましたが、1台は千代田営業所に転属され、大日中央線や運動公園線で活躍しています。
    その後1100号車の正善院線投入に伴い、2台とも千代田車庫配置となっています。
    車内はシート地をはじめ、京成時代のままですが(シート地は千葉内陸に比べ、明るい色調が採用されている)、外装は千葉内陸バス標準色に塗り替えられ、新車同様の輝きがよみがえっています。
    千葉内陸バス 1088,1089号車
    その他特記事項
    • 【優先席未確認】

     
    パターン7   ワンステップ  中型
    正善院線用の増備車として登場したワンステップの中型バス。
    みつわ台車庫にのみ配属されています。
    千葉内陸バス初の中扉ワイドドアで登場しましたが、何故か片方は締め切り扱いとなっており、逆に普通のタイプのドアより開口面積が狭くなっています。
    現在2台が活躍していますが、これからまだまだ増備が進むかもしれません。
    千葉内陸バス 1096、1098、1099、1100号車
    その他特記事項
    • 優先席が横向きシートとなる。
    • 優先席の表記はJR東日本と同じステッカーを窓に貼付
    • 1100号車はスロープが装備され、正面行先幕脇に車椅子表示有
     
    パターン7−1   ワンステップ  中型
    中型ワンステップの増備車です。
    外観上では側窓が半固定化されたのが最大の特徴ですが、車内も中扉より後部をスロープから階段へ床形状が変更されています。
    2002年現在3台が活躍中です。
    千葉内陸バス 1110,1111,1112号車
    その他特記事項
    • シート柄:紫色幾何学模様入り
     
    パターン8  中型
    四街道駅〜バードヒル池花を結ぶ専用車として登場した車両で、外装に専用カラー(タイアップカラー)を採用したほか、内装にも向かい合わせシートの採用、シート地色の変更等が見られます。
    バードヒル池花は、千葉県住宅供給公社が主体に開発を進めているニュータウンですが、まだ発展途上でこれからの乗客増加が期待されています。その暁には、大型車化されるのでしょうか?
    千葉内陸バス 1069,1070,1071号車
    その他特記事項
    • シート地:普通席は水色、優先席はローズ色
    • 外装:専用タイアップカラー
     
    パターン9 貸切兼用車(改造)
    平成12年6月から貸切バス事業を開始したのに伴い、既存の大型路線バス2台を貸切兼用タイプに改造しました。
    外観の変更はほとんどありませんが、車内はシート形状・配置を中心に手を加えられています。
    改造当初は車庫に眠っていることが多かったのですが、2002年夏頃は1095号車を中心に千葉四街道線で頻繁に路線運用されていました。
    千葉内陸バス 1075,1095号車
    その他特記事項
    • シート地:青灰色ベースの模様入り
    • シルバーホイール(ラジアルタイヤ)装着
    • 全席ハイバック2人掛けシート(交換)、補助席6席
    • 全席折り畳み式カップホルダー、シートベルト(固定2点式)、マガジンネット装備
    • 吊り手は全て撤去
    • バスカード対応(外装対応ステッカーは無し)
     
    パターン11  ワンステップ
     千葉内陸バス初の大型ワンステップバスです。現在1台のみの(平成12年8月現在)で、みつわ台車庫に配属されています。
     ワンステップバス自体、京成電鉄が数年前より大量に導入を開始しており、千葉市内では珍しくありませんが、このバスの最大の特徴は中扉に引戸を採用していることでしょう。これと長尺車の選択により、座席数が京成バスに比べて多くなっています。
     前述のとおり、みつわ台車庫に配属されており、みつわ台総合病院線に運用されることが多いようです。
    千葉内陸バス 1097号車
    その他特記事項
    • エアサス仕様
    • シート地:青色柄入り、優先席は薄緑色
    • 降車チャイムの音色が電子音化
    • 中扉運転席側2席、折畳席(車椅子固定部)
     
    パターン11−1  ワンステップ(ブルーリボンシティ)
    2002年に登場したブルーリボンシティのワンステップバスは、1097号車とは異なった車内レイアウトとなっています。
    中型車同様、中扉より後部はスロープ形状から段差付きの床形状となったほか、シート配列も若干変わっています。
    現在のところ1台のみで、みつわ台線で運用されています。
    千葉内陸バス1109号車
    その他特記事項
    • エアサス仕様
    • シート地:紫色幾何学模様
     
    パターン12 京成移管車
    千葉−四街道線移管時に京成電鉄から千葉内陸バスへ移籍した車両で、千代田車庫に配属されています。
    いすゞのLV車ですが、車体は富士重工製(3台)とIKコーチ製(2台)があります。
    形式は同じですので、基本的にはシートパターンも同じです。
    筆者は実際にはIK車にしか乗ったことがありませんので、下の図はIK車をベースに書いています。
    内装はシート柄や床材など、京成電鉄のままとなっており、他のオリジナル車とは一線を画しています。
    千葉内陸バス 1103、1104、1105、1106、1107号車(5台)
    その他特記事項
    • シートモケット:若草色(京成電鉄標準仕様)
    • 床材:濃緑色(京成電鉄標準仕様)
      
     
    パターン13 ノンステップバス(大型)
    千葉内陸バス初のノンステップバス。
    今まで大型長尺車をメインに導入していたため、ノンステップバスも系列最長の車種を導入しています。が、車長のバリエーションが少ないため、従来車より若干短めとなっています。
    シートは全て前向きの配置で、中扉以降は2人掛けとなっていますが、後部に巨大なエンジンルームがあるため、中扉以降は3列分しかありません。その最後部のシートはハイバックシートとなっており、シートピッチも広くなっておりお勧めの座席です。
    千葉内陸バス 1108号車(1期)1113、1114、1115(2期)、1116(3期)
    その他特記事項
    • みつわ台線・千代田団地・みそら団地線で運行中(2002.5現在)
    • シート地:紫色(模様入り) 優先席部分は青色
    • ドア部分のつかみ棒のソフトグリップが黄色に着色
    • オートマチック車(プッシュボタン式) 
    • 1116号車(3期車)から行先表示がLED化される
      
     
    パターン14 ノンステップバス(中型)
    2003年に初投入、中型バスとしては内陸バス初のノンステップ車導入となります。
    中型バスですが、車内レイアウトに無理が無く、座席数も大型車並みに設置されています。助手席側最前部には座席は設けず、荷物台となっています。また、跳ね上げ式シートは中扉と前、1118号車扉の間に設けられ、ここの座席はロングシートとなっています。中型車の場合、この部分が優先席でしたが、折り畳まれることを考慮して運転席側2席が優先席となっています。
    後部は1段上がっており、通路部は若干のスロープ形状となっています。
    行先表字幕がLED化されたため、表示設定のデジタル番号窓が設けられています。
    千葉内陸バス 1117号車、1118号車(2台)
    その他特記事項
    • 千葉〜四街道線で運行中(2003..5現在)
    • シート地:紫色(模様入り) 優先席部分は青色
    • ドア部分のつかみ棒のソフトグリップが黄色に着色
    • マニュアル車(フィンガーコントロール式)
    • バックアイカメラ装備 
      
    パターン15 ワンステップバス(ブルーリボン2)
    ブルーリボン2ワンステップバスの車内レイアウト。集客力確保のためでしょうか、1人掛け席が多く、中扉以降のワンステップ部分も2列分は1人掛けシートとし、その部分は吊り輪も設けられています。計6席分ものロングシートがあるのも特徴で、うち中扉側4席分は優先席となっています。
    なお、バリアフリー法のため、座席シートの色合いは一般席と優先席とでの差があまりなく、目立たない感じがします。
    橙色の握り棒や明るい色調の床敷物、凸凹の少ない床面などが相まって、車内は明るく広々とした印象を受けました。
    千葉内陸バス 1151,1152号車(2台:平成19年7月現在)
    その他特記事項
    • トルコン式オートマチック
    • 橙色の握り棒
    • エアサスペンション
    • シート地 濃青系(優先席も同系デザイン違い)

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